Godox AD100Pro 改良版のフロントパネルを試した話

こんにちは。satoです。
今回は、Godox AD100Pro 改良版のフロントパネルを試した話をしようと思います。

Godox AD100Pro の緑被り問題

かねてから色々なところで指摘されていた「Godox AD100Pro の緑被り問題」。
読んで字の如く、Godox AD100Pro を使用して撮影した写真で大幅な緑被りが発生してしてしまうという問題です。

緑被りを解消した改良版 AD100Pro が発売

Godox は、この緑被り問題を解消した改良版 AD100Pro を2022年2月21に発売。
なんでも、発光部の前面を覆っているフロントパネルの色がマゼンタに変更されているとのこと。

僕が AD100Pro を購入したのは2022年3月なんですが、これは改良前のモデルで、緑被りがバッチリ発生しています。
セール品でかなりお安く(税込28,900円)なっていたので、旧モデルの在庫処分品だったのでしょう。

僕が AD100Pro を購入した楽天市場のお店では現在、改良版が37,190円(税込、2022年8月15日現在)で販売されています。
楽天、Amazonを含め他のショップを見ても、だいたい同じ値段になっていますね。

送料の負担のみで改良版フロントパネルを入手

改良版フロントパネルだけを入手できないか、購入ショップに問い合わせてみました。
すると、

  • サービス品として(つまり無料で)提供可能
  • 送料は着払いで発送

との回答があった。

なんと!
送料のみの負担で AD100Pro の改良版フロントパネルを手に入れられることに!
パーツ代として数千円の出費は覚悟していましたが、まさかの無料。
ありがたい!

早速発送をお願いしたところ、その日のうちに発送してくれました。
ありがたい!

ちなみに送料は1,040円

荷物は大きな封筒に包まれてヤマト運輸で送られてきました。
発送は大阪にある倉庫からで、送料は1,040円でした。

新型フロントパネルは確かにかなりマゼンタ

手元に届いた新型のフロントパネルがこちら。
表面がギザギザの、フレネルレンズになっています。

確かに、かなりのマゼンタっぷり。
実際に手に取ってみると「え、こんなに!?」と思うくらいにはピンクっぽい色をしています。

新旧フロントパネルを並べてみましょう。
旧型は旧型でかなり黄色っぽい色をしていますね。

フロントパネルは小型のプラスドライバーがあれば外すことができます。
ただ、ネジを外したあとパーツを取り外すのは、指だけではちょっと難しかったです。
適度に硬くて柔軟性のあるカード状のものがあるといいかもしれません。
僕はラミネートカードを使いました。

早速交換して新旧パネルの色味比較

旧型フロントパネルで2枚の写真を撮影し、そのあと新型フロントパネルに換装してから同じ条件で同じ写真を撮って色味を比較してみます。

AD100Proにはドーム型ディフューザーを装着、発光量は1/2です。

色味比較①

シャッタースピード1/15
F値16
ISO800
ホワイトバランス5500K(B2, M1)
ピクチャースタイル3,3,4,-3,1,-1

色味比較②

シャッタースピード1/200
F値16
ISO800
ホワイトバランス5500K(B2, M1)
ピクチャースタイル3,3,4,-3,1,-1

新型フロントパネルはマゼンタ被りが強い

フロントパネルの色がそもそもかなりのマゼンタだから、当たり前といえば当たり前ですが、新型フロントパネルを装着したAD100Proを使って撮影した写真はかなりマゼンタ被りの色味になっています。

ただ、EOS R6 のjpg撮って出しが元々ちょっとアンバー被りしていることもあって、僕はホワイトバランスを B2, M1 にしています。
そのせいでちょっと強くマゼンタが出ているかもしれません。

まぁ、ともあれ。。。
マゼンタが強くなったおかげでスキントーンは綺麗に出るようになったんじゃないでしょうか?
ポートレート撮影に使うには良くなったかもしれません。

というわけで今回は、Godox AD100Pro 改良版のフロントパネルを試した話をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
読んでくださったあなたの参考に少しでもなれば嬉しいです。
それではまた次回。